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よくある質問と回答をまとめてみました。
A. 基本的に、“熱を遮ること”“熱の伝わり方を遅くすること”には変わりありませんが、重要なのはその割合がどの位違うかと言う事です。建物を通過する熱量の約75パーセントは輻射熱といわれています。即ち、この輻射熱を阻止することが省エネルギーには重要なのですが、繊維系断熱材が約5~10パーセントに対し遮熱材は98パーセントを阻止することができますのでこれを見ても大きな差があります。
A. 遮熱塗料の輻射熱に対する反射率が60~80%なのに対し、トップヒートバリアーは98%です。従って、断熱性に大きな差があります。また、遮熱塗料は5~10年で塗りかえなければなりませんが、トップヒートバリアーは半永久の耐久性ですから、ランニングコストに大きな差があります。
A. 室内に入る熱量は余り変わらないので、どちらでも問題はありません。ただ、屋根の下側に遮熱施工すると小屋裏の空間を室内と同様にしますから、建物空間を有効に利用できます。その代わり、施工面積が若干増加しますから、初期の工事費用は増えることになります。
A. 夏場、外部から建物内に侵入する熱量の80パーセント以上は屋根からと言われております。従って、屋根面や天井裏をやるのが最も効果的です。
A. 冬と夏では、建物を出入りする熱流の方向が変わるだけで、遮熱材自体の性能は同様の効果を発揮します。勿論、建物を出入りする熱の量や質は夏と冬では変わりますで、同等の効果とは言えませんが同様の効果を発揮します。例えば、夏は太陽光の影響が大きいので、太陽の当たる面を遮熱すれば大きな効果を産む事が出来ます。しかし、冬は室内から室外に向けて熱移動しますので、天井、壁、床の6面全体を考えなければなりません。
A. アルミは酸化皮膜ができそれ以上は腐食が進行しないと言われていますが、それは壁内等外部の影響をあまり受けない環境での事です。それ以外の場所では、表面処理をしないと、たちまち腐食してしまう事がありますので、処理済みのものを選定する事が重要です。
A. 断熱材や遮熱材が、それ自体で壁や屋根材になる訳ではありません。必ず、壁の中や天井裏等外壁材と内壁材の間に施工されます。ですから、その素材自体の測定値でなく、実際に使用する状況に近い性能が重要と考えられます。又、遮熱材の性能は反射率と言われますが、反射率は遮熱材表面の輻射熱に対するもので、伝導熱等他の要因は考慮されていませんので断熱性を示す本来の性能ではありません。私共は、屋根や壁の中に実際に遮熱材を施工し測定した“熱貫流抵抗値”を基本にしております。これは、JIS規定に基づき、産業技術センターにて測定して頂いております。
A. 実際の施工はそれほど難しいのではありません。しかし、最も重要なのは“どんな所にどんな方法”で施工するかです。これを間違えると、全く遮熱材本来の性能が発揮できない場合があります。私共は、あらゆる建物、設備等に対応出来る様に数十パターンのマニュアルを作り、間違いない施工を目指しております。
A. 金属は結露すると言われておりますが、逆に遮熱材は結露対策として使用する場合が非常に多いのです。例えば、スーパー等では室内が冷蔵庫で非常に寒く、逆に天井裏は非常に暑いと言うのが一般的です。この様な場合、天井材に結露が生じ時にはカビが生えているケースもありますが、遮熱材施工により完璧に解消することができます。
A. 遮熱した建物は、室内の温度がより均一になります。例えば、2階建ての木造住宅の天井裏と床下に遮熱施工しただけで、天井と床の温度差が2℃になった例もあります。即ち、室内で対流が起こりにくくなった為、結露の発生を抑えることが出来ました。室内の天井付近の温度は同じでも、床面温度が5℃も上がって暖かい冬を過ごすことが出来ます。
A. 室内を通過する熱量の75パーセントは輻射熱と言われております。しかも、輻射熱は体温を上げる大きな要因ですので、建物の遮熱施工は非常に有効です。又、屋根からの熱量の93パーセントは輻射熱であることから、新築は勿論既築の建物の天井裏遮熱を薦めております。結果的には、室内の電力削減にも繋がります。
A. 1階が駐車場の2階やコンクリート床の事務所等は、冬場は床が寒くて暖房をした上に更に一人ひとり机の下に電気ヒーターをつけている所もある様です。こんな場合は、床カーペットの下に引くだけでヒーターも不要な程暖かくなります。コンクリート床の場合は、0.2ミリの遮熱材の上に人工芝等を敷いて使っていただいております。
A. 日本遮熱が開発した屋外用遮熱工法は、屋外用に開発された物ですから、建物の屋根や外壁、或いは貯水タンク等、種々の物に使用可能です。
A. 自社で開発していますので、現在数十種あります。厚い物は20mmから薄いものは0.1mmと幅広く、用途にあわせて使用いたします。
A. 雨水は透さないが湿気は通すものが透湿防水紙ですが、湿気を通すと言うことは熱も通すと言う事です。素材にアルミ蒸着を施してありますのである程度の遮熱効果はありますが、断熱性能はさほどありません。現に、熱貫流抵抗値を見れば明解です。
A. 食品は、人間同様輻射熱により食品内部の温度上昇があると考えられます。従って、輻射熱をカットすることは食品の劣化防止に繋がります。遮熱材で葉物野菜を包みますと、2倍の保存期間とする事が確認出来ます。
A. 遮熱材の反射率は95~98%もありますので、太陽光を良く反射します。
鳥は、ピカピカするものに反応する様で、屋根や設備等の屋外に遮熱材を使用すると表面を突いてボロボロにする被害があるようです。
最も、屋外でピカピカ光る遮熱材を使用する事自体が邪道で、太陽光の反射で人間の目を傷めるばかりか、航空障害の要因でもあり弊社では絶対に使用しない様にしております。
日本遮熱㈱の商品は、遮熱材の表面で太陽光を乱反射させる構造にしてありますので眩しさが無く安心してお使いになれます。
A. 建物や設備の内側や外側に、接着剤や両面テープで遮熱材を直貼りするだけで遮熱性能や断熱性能を高めることが出来、施工価格を大幅に低下させることが実現しました。
しかし、これらは殆どが日本遮熱㈱の特許工法ですので、日本遮熱㈱以外の商品を直貼りする事は特許違反となりますのでご注意ください。
A. CO2削減に頼らない新たな地球温暖化対策と考えています。
大気を透過して地表に照射される太陽光を、そのまま反射して宇宙に放射する事により大気の昇温を少なくするのが目的です。
私共は、水上用遮熱材、地上用遮熱材、そして雪上用遮熱材とあらゆる所で太陽光を反射出来る遮熱材の研究開発をしています。
A. 人間の体温は36.5℃位あり、正しく暖房機なのです。しかし通常、体温は身体から放射されて再び体に戻ることが無いので体自体は寒さを感じます。
弊社が開発した“頭寒足熱システム”は、自分の体から放射される熱を再び体に戻すことにより自分の体を暖めるものです。
真冬、エアコン無でも100ワット程度の熱源があれば温かい環境を生み出すことが出来ます。勉強部屋や事務所等で使われています。
A. 印刷した遮熱材を、壁クロスの室内側から、接着紙等で貼るだけなので素人でも簡単に施工できます。
西日の暑さ対策に、北壁のカビ防止や結露対策に使用できます。しかも、印刷は自由自在ですから、家族旅行の写真や趣味の絵を壁一面に作製でき、世界に一つの壁紙になります。
※現在は印刷した遮熱材は取り扱っておりません。
A. 乾燥炉や配管等種々の高温な設備の使用温度が220℃以下であれば、遮熱材を直貼りするだけで表面温度を大幅に低下する事が可能です。
一般的には、25~40%の省エネが可能で有るだけでなく、設備周囲の温度を低下させますので作業環境の改善にも効果的です。